AIによって職を失う人が増えるのか

精神科医の益田先生の動画をもとに、マネージャーがぶつぶつと独り言を言っていきたいと思います。

まずは、上記の動画をご覧ください。

 

AIの発達によって、「人間が行っている職の大半が無くなる」と言われ続けていますよね。

Chat GPTが出てきた事で、世の中は人間の職に関する見解でとてもざわざわしています。

 

ただ、益田先生は今回職が失われるとかどうこうの話ではなく、心は理解困難という事がより明確になったというお話しをしています。

益田先生のお話しについてや、私なりのAI発達による人間の役割についてお話ししていきます。

 

心は理解困難で正解がない

心=脳です。

ずっと脳に関しての研究はされていますが、未だ分からない未知の事が多すぎると言われています。

宇宙と同じですね。

 

益田先生は専門的に学んでおり、医師でもあるので、お話の内容のレベルが高く全てを理解するのは困難でした。(私の理解レベル困難)

とはいえ、何となく言っている事は分かります。

その中で私が「そういえばそうだわ!」と思った事がありました。

 

脳科学に関する本の中で書かれていたのですが、「同じ赤色」でも「脳が認識する赤色は1人1人違う」という事です。

赤色を認識するには、まず視覚で認識してから脳ですよね。

その時点ですでに1人1人の赤色の認識が違うのです。(確かそうだったはず)

 

遺伝子・細胞・経験などが全て同じ人はいません。

一卵性双生児だったとしてもです。

ですから、「全員同じ認識だ」という考えはおかしくなるのですね。

 

そう考えると「AをすればBという答えになる」は、人では完全に成り立つ事はないのです。

心理学やマーケティングでは、パターン化した考えも取り入れられていますが、いち個人にアプローチすると変わってきます。

 

となると、必然的にいち個人の思い込みは他人に通用しない、という事になりますよね。

思い込みやバイアス、意識しないと他人に押し付けてしまいます。

私も気を付けないと、と思いながらも無意識にやっちゃってる感じだと思います。

 

まぁ、それが人なんですけどね。

 

そして、AIと言えば今話題のChatGPT。

ここからは益田先生のお話を引用していきますね。

 

**以下、益田先生のお話を引用まとめ**

ChatGPTは強化学習によって、膨大なパラメーターや変数を蓄積していきます。

そもそも、強化学習(ニュートラルネットワーク)は、人間の脳をモデルに作られています。

とても複雑なChatGPTですが、人間の知性や心、人間と人間が生み出す社会はChatGPTよりもはるかに複雑なもの。

ですから、より膨大なパラメータが存在している事が分かるので、シンプルに説明出来ないし理解困難なわけだよね、となります。

**ここまで**

 

なるほど!!ですね。

AIによって職を失う人とは?

AIによって人がいらなくなる職は、世の中でたくさん出ているのでそういった話しはしません。

私が思う職を失う人をお話しします。

 

簡単に言えば「AIに飲まれてしまう人」だと思います。

飲まれるというのは、「AIの方が上だと思い込む」こと。

 

もっと言うと、「自分の意志・思考・価値観を放棄」してしまう人。

 

ChatGPTで言いますと。

人と会話するかのように返答してくれるし、Googleで検索するよりも有益な情報をくれるし、ChatGPTがあれば自分がパワーアップできる!

みたいに思う人は危険だなぁと思います。

 

確かに便利だし、人よりも効率よく働いてくれます。

ただ、あくまでも補助なんですよね。

ChatGPTの答えを採用する・しないは自分であって、他の選択肢も無いのか?と考えるのも自分。

ChatGPTの答えをそのまま採用するのではなく、こうしたらもっと良くなると考えるのも自分。

 

こういった事が、自分の意志・思考・価値観を放棄“しない”だと思います。

 

ぶっちゃけ、自分を成長・向上させないといけないので大変です。

人は楽な方へ流されてしまうので、簡単に答えを出してもらいそれに従いたくなるのです。

 

それが俗にいう、AIが人間の脅威になるだと思います。

 

もちろん、AIが得意な事はAIに任せればいいのです。

益田先生はAIにプログラミングさせる為に人間は補助の役割となる、とおっしゃっています。

AIが得意な事をさせるわけですから、それはそれで良いのです。

鳥になりたかったわけではない

先に益田先生のお話を引用します。

 

**以下、益田先生のお話引用まとめ**

おそらく、人間は原始時代は鳥に興味があったと思うのです。

どうやったら飛べるのだろう、と。

しかし、今は鳥になる事に興味がある人は少ないと思います。

なぜなら、飛行機というものを手にしたからです。

座っているだけで遠くまで飛んでくれる。

人間は飛ぶことが目的だったわけで、鳥になる事が目的だったわけではないのです。

**ここまで**

 

これは本質を突いているなと思いました。

手段と目的を同じにしてしまいがちですが、結局は目的を達成できればいいんですよね。

それなのに、手段が目的だと思い込み本質が分からなくなってしまう。

 

これも人だからこそ起こってしまうのでしょう。

 

ただ、本当に鳥になる事を望む人もいると思うんですよね。

それが人の欲の部分なのだと思います。

 

人の欲を理解できればAIに職を奪われる人にならないのでは、とも思います。

 

人の欲は非合理的な行動を生み出し、感情が揺さぶられるもの。

それが人ならではの、尊さと愛しさなのではないでしょうか。

 

なんだか抽象的な話になってしまい、私の話が理解困難になってきましたね(^^;

でも、こういった話は具体的に言語化しない方が面白いと思います。

目標や目的地を明確にする時は、断然具体的に言語化した方が良いですね。

まとめ

就労継続支援事業を行っている身としては、「仕事」で考えるとこのままではいけないと考えます。

現在行っている仕事もすごく大切なのですが、未来を見据えると今を継続し続けた先にある未来は・・・明るいとは思いません。

 

しかし、「人の心」「人の精神」「人の繋がり」「人と人の社会」で考えると、今を膨らませて強化していく事が、もっと明るい未来に繋がると考えます。

そこにあるのは、理念・思想・感情です。

当社の理念・思想はその人の人生をより良くするものだと自信を持っています。

 

私は元々心理学やマーケティングを学んでいる事もあり、感情的思考と論理的思考を意識して考えます。

学んでいる中で現在辿り着いた答えは「感情」です。

人は、結局感情で最終決定を行っているという事。

論理的に考えて導き出した答えでも、最終決定は感情が動いたかどうかなんですよね。

 

まだまだひよっこで少ない経験を元にしているだけなのに、偉そうに言ってすみません(^^;

 

感情を大切に考えるならば、

  • このコミュニティは自分の居場所だと思える
  • 自分が共感できるor自分に共感してくれる
  • より良い人生になる

等が重要かなと思います。

 

あとは、その人に合うか合わないか。

私達は、私達が出来ることを精一杯やるだけです。

 

株式会社Givers

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