「自分はダメなやつ」と考えてしまうのをやめたい

「自分なんて○○だからダメなんだ」

「こんな自分が嫌になる」

など、考えていませんか?

そんなあなたに向けて、マネージャーが独り言をブツブツお話ししていきますよ。

 

まずは下記の益田先生の動画をご覧ください。

益田先生のお話しで重要なポイントは、「自分はダメなやつ」の反対は「自分はすごいやつ」ではないということです。

すごいやつの定義は曖昧なため、分かりやすく成功者だとすると、成功者になればいいという話ではありません。

自分を受け入れることが目標であって、成功者を目指すことではありませんよね。

 

では、成功者だけが自分を受け入れているのであれば、世の中のほとんどの人が自分はダメなやつだと思いうつになっていることになります。

しかし、実際はそうではありませんよね。

 

このように益田先生がお話しする中で、「自分はダメなやつだ」と自分を受け入れられないのは、結局は白黒思考で判断してしまう人が多いのではないかとお話ししています。

ということで、白黒思考について、Let' 思考♪

白黒思考

益田先生の見解を簡単にまとめると

  • 現実は「良いか/悪いか」で判断できない
  • 人間の認知では把握しきれない
  • 現実は色々な要素で出来ているのに、白黒で判断するからズレが起きる
  • 多様性が生まれてこない
  • 思考が単純化されてうつっぽくなり、白黒思考が強化される
  • 自分のことを受け入れるのが難しい

ということになります。

 

実は、私自身が昔「白黒思考」でしたので、そう考える人の気持ちが分かります。

そして、白黒思考の時はそれ以外の考えは受け付けないため、他人が「グレーな考えもあるんだよ」と言っていても、受け入れられませんでした。

 

ですから、白黒思考状態の人が、簡単に多様性のある判断が出来るようになるとは思いません。

「じゃあどうすればいいんだよ!」

なんて話になってしまいますね(^^;

 

何がきっかけで考え方を変えられるのかは、人それぞれです。

そうなると、まわりが出来る事といえば、「知識」と「環境」を提供することなのかなと思います。

 

大半の人は、1人ではどうする事も出来ないのが現実でしょう。

でも、本人は現状がとても苦しく辛い。

 

であれば、白黒思考から脱出できる「環境」に身を置き、「知識」を取り入れるのが近道なのかなと。

 

白黒思考で現実を理解するのは脳がそうなっているから

動画内で益田先生は

“人間が現代で生きている状況は特殊なわけであって、もっと長い時間サバイバル生活をしていたわけです。動物に襲われたら食われる、自然の脅威に対してパッと判断してパッと動かなきゃいけない。”

とおっしゃっています。

 

脳の動きは基本、本能的に動くということですね。

脳は常に大量の情報を処理していますから、全ての情報を毎回複雑に考えていたら、脳内の処理が追い付かないわけですね。

 

ですから、白黒思考が悪いというわけではないのです。

そもそも良い・悪いの話しではなく、考え方の話しですからね。

 

ちなみに、恋愛の最終的な答えは白黒思考になると思っています(笑)

 

複雑なものをどう受け止めるのか

現実は結局、多様性があり複雑です。

益田先生は“本能に背くような形で思考を使っていかなければならないので、やはりうつになる人はなるだとうなと思います。”と、おっしゃっています。

 

やはり、複雑より単純が楽なんですよね。

好きか嫌いか、正義か悪か、美人かブスか、イケメンかブサイクか、勝ちか負けか・・・。

確かに簡単に振り分けて考えると分かりやすいです。

 

うーん・・・、これだとこの世の中では生きづらいですね。

 

でも、白黒思考になってしまう人でも、他人のことになれば分かると思います。

あなたが友人から「自分はなんてダメなやつなんだろう」って、打ち明けられた場合。

「そんなに自分はダメだと決めつけなくていいのに、あなたは自分が思うより良いところたくさんあるのに」って思いますよね。

これって視点の違いでもあるんですよね。

 

客観的にみれば白黒思考ではない思考ができるのに、主観的になると白黒思考になってしまう。

 

出来ないわけではなくて、視点と捉え方の違いなのではないかと思います。

ですから、主観的にみた白黒思考から脱出できる「環境」に身を置き、「知識」を取り入れるのがいいのではないかと考えるわけです。

 

「知識」とは、グレーな捉え方がベストな時もあると知り、多様性のある考えの方が自分を縛らず、苦しまずに済むと知ること。

「環境」とは、みんなも辛い思いしているんだな、悩んでいるんだなと知り、あなたのことを多様性をもって接してくれる人がいるということ。

 

すぐには無理でも、少しずつ考え方が変わるかもしれません。

 

少しずつ変わった先には

「自分はダメじゃないかもしれない」

「自分てダメなところもあるけれど、こんな良いところもあるし、そんな自分でいっか」

と思えるようになるのではないでしょうか。

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