
HSPの体質をもっていることによって、人との関わりに悩んでしまったり、社会に出てやっていけるのか不安になったりすることがありませんか?
全人口の約20%、5人に1人の割合でHSPの人が存在していると言われています。
この割合が多いのか少ないのかは人の感覚によると思います。
例えば会社内で考えたとき、5人の従業員がいれば1人はHSPかもしれないと考えると・・・割合的には多いのかもしれない、と私は思います。
そもそもHSPとは?については、こちらの動画をご覧ください。
こちらの動画では、HSPは精神医学でも病名でもなく、その人がもっている体質のことだとお話していますね。
私が「そうだよな」とすごく共感できたのは、
「病名探しの道具になってしまうこともあるけれど、それだと上手くいかないですよね」
ということです。
益田先生は、「自分の体質を理解する入口としては良いと思う」と言っていますよね。
私は少し違う角度の考えで、自分のことを病名をつけて縛ってほしくないということです。
自分のことを理解するのはとても大事なことですよね。
でも、HSPというカテゴリに入ったことにより、
「まわりの人の言動や行動が気になるから、人と関わることを避けよう」
「音やにおいなど外部の刺激に敏感だから、外に出るのはやめよう」
「私はHSPだからあきらめよう」
というように、やらない・前進しない・あきらめる、などの道を選んでほしくないなと思います。
少しずつ進めばいい

人一倍、まわりの人や物事に敏感なあなたは、
- 敏感に反応してしまうから疲れて生きづらい
- 人との関わりで摩擦が起こったときはすべて私が悪い
と考えてしまうかもしれません。
それは、あなたが優しくて、まわりのことを考えられて、思いやりがある、ということでもあります。
そんなあなたが世の中から引っ込んでしまうのはおかしいと思います。
もし、いきなり社会に出るのが不安だったり怖かったりするのであれば、まずは練習してみるものひとつの手です。
ある目的地に向かいたいとき、いきなり飛行機を操縦して目的地に到着なんて、なかなかあり得ないですよね(笑)
目的地に到着するにはさまざまな手段があるので、まずはあなたが使える手段を選べばいいのです。
その手段は、ゆっくり歩いてもいいし、自転車に乗ってもいいし、誰かに連れて行ってもらってもいい。
自転車の2人乗りとかでも(笑)
まずは「目的地へむかって進んでみる」ことがとても大事。
つぼみは、社会にでて仕事をするために勇気ある1歩を踏み出したあなたの、最初の練習の場です。
作業を通じて
- 人との関わり
- 自分の理解
- 仕事への考え方
などを学び、練習していただきたいと思います。
あなたが最初の練習を行う場には、つぼみもあることを頭の片隅に置いといてくださいね。