ひきこもることについて

昨今、「ひきこもり」の人が増えていると言われています。

とくに中高年の方々に増えているという調査もあるようですね。

私の考えとしては、「ひきこもりたいならひきこもればいいし、本人の自由なのでは」という、深刻な意見ではありません。

というか、「まわりの人達がどうにか出来ることではない」と思っています。

 

しかし、長期的にみたときに色々な弊害が起こってきますよね。

現実的なことでいうと、親がいなくなったらどうやって生きていくのか。社会から受け入れられなくなるのではないか。人間関係がつくれなくて孤独なままなのではないか。仕事ができないままで生きていけるのか。

同居している家族は当人とは違う不安や心配を抱えます。

 

私が個人的に思うひきこもりの1番の弊害は、「人は、人との関わりが無くなったら精神的にうつ状態におちいる」ということです。

 

「うつ病を予防するには社会的な繋がりが必要」という研究結果が論文で発表されています。

また、座りがちな生活を減らすこともうつ病のリスクを下げることに役立つ可能性があると示唆されています。

 

家族、友人、社会との繋がり

運動をしなくても、体を動かすという行為

 

これらが精神的な面で大事だということです。

 

ただ、精神疾患を患っているときは、「誰とも会いたくなくなる」ということもあります。

人と関わることが苦痛、外に出ることが苦痛、そういう方々もいますし、そういう時は無理にどうこうしなくてもいいと思います。

 

自分の本意と違うことをしようとするのは、「~~しなくてはならない」という考え。

この裏にある本質は、「世間がそう言っているから」「家族がそうしてほしいと思っているから」「そうしないといけない強迫観念」などの、自分ではない他の人、他の価値観、他のもの、に自分のことを委ねていていることになると思います。

 

自分ではない他に自分を委ねると、なおさら辛くなってきます。

 

無理にまわりが動かそうとしなくても、何かがきっかけとなって、現状を変えようとすると思うんです。

だって、誰一人として自分じゃない他の人を変えることは無理ですから。

 

少しでも現状を変えようと前向きになったとき、その一歩を踏み出したとき、まずはつぼみに来ていただけるといいなと思います。

 

就労継続支援B型事業所つぼみは、社会に出る前の訓練の場です。

いきなり社会に出るのは不安という方々ばかりです。

 

みんなで手を動かしたり体を動かして、人との繋がりや作業を学んでいく。もちろん自分のペースで。

 

一歩を踏み出したい方々、まずは見学からでも大丈夫なのでお気軽にお問い合わせください。

 

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